【カメラ】レンズの話、焦点距離50ミリの罠 [Ai AF Nikkor 50mm F1.4D]
一眼カメラを買うと、レンズを交換できます。
ミラーレス一眼もレンズを変えれますよ。
変えれるって事は、レンズを選ぶ必要があるってことです。
カメラ本体を選ぶことすら苦労していたのに、今度はレンズ！？
広角、標準、望遠、マクロ、単焦点、ズーム…
むむむ、沢山あり過ぎて何を選んでいいのやら？
さらに、焦点距離？
だめだぁ〜わかんねぇ！
そんな時に颯爽と登場する悪魔の囁き…
50ミリだ！50ミリを買え！単焦点な！
この罠が通称
50ミリの罠
そんな話
50mmってなんやねん？
焦点距離50mmって意味です。
大体人間の目が見えている範囲が焦点距離50mmぐらいになるとのこと。
これは解りやすいですよね。
目で見えている感じと、レンズを覗いた時に見える像が一緒であれば、
見たままのイメージをそのままカメラで撮れる。
便利ですよね。
じゃ素直に50mm買ったらええんでしょ？と言うことで…
Nikon 単焦点レンズ Ai AF Nikkor 50mm F1.4D フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- メディア: Camera
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
カメラに付いてきたキットレンズから初めて買った交換レンズがこれです。
特徴としては、F1.4が使える明るい単焦点の 50mm レンズです。
余談ですが…ブログに使用しているアイコンのレンズもコレです。
作例的には前回の銀座で使用しました＾＾
初めての交換レンズ
IYHーー!!＾～
ってしてワクワクしながら、レンズを交換して、初めてファインダーを除くと…
「あ、あれ？画面が狭い…あ、あれ、使い辛いぞ…」
と困惑した記憶があります。
これが、今回の題である罠です。
私の今の愛機はNikon D7200ですが以前は、D80を使用していました。
両方共に言えるのが、
センサーのサイズがフルサイズに比べて、小さいAPS-Cと呼ばれるセンサー
を搭載した機種になります。
↓詳細
先程、人間の目が見える範囲をだいたい50mmと、言いましたが、
これはフルサイズ換算で50mmの事を言います。
APS-Cサイズをフルサイズへ換算するには、以下の計算式になります。
Nikonの場合は1.5倍です。
キャノンの場合は1.6倍になります。
実は望遠レンズだった？
と言う事は…先程の公式に当てはめると…
50mmのレンズを入手したとすると、フルサイズ換算75mmになります。
ちなみにですが、70mm超えた辺りを中望遠って呼んだりします。
つまり、望遠レンズの距離感になります。
望遠が悪いわけじゃないですが、75ミリを町中で使うと、撮りたいなぁと思ったら
大体7歩ぐらい下がるとレンズを覗いた景色と目の見え方が合ってきます。
部屋の中で7歩下がると大体壁です。
これが結構慣れないうちだと、戸惑う距離感になります。
あ、これ撮りたい！
カメラを構える…
ドアップやんけ！
下がって撮ろう…
なんか、イメージしてた絵と違うなぁ〜
次行くか…(´・ω・｀)
ってな具合に焦点距離大きさに、撮れるものも撮れなくなってしまいます。
これが今回の罠の詳細になります。
結局は、慣れだよ慣れ
ちなみにですが、焦点距離によるギャップは、人間いずれ慣れます。
そういうレンズなんだなと認識し、体に染み込ます事が出来れば、
75mm状態の50mmでも素晴らしい絵を量産してくれます。
しかに、罠にハマった私は、使い辛いぞ～>< の理由で、
3年ぐらいこのレンズを放置していました。ごめんね…
設計も古く、何処を撮っても謎のフレアや、色のにじみが出ますがｗ
逆にこれじゃないと撮れない絵も多く、今では非常に気に入って使っています。
APS-Cで50mmが欲しかった場合は、何mm買ったら良いの？
Nikonであれば35mmです。
35×1.5＝52.5 （少し超える
もしくは、次点で30mm
30×1.5＝45 （少し足りない
どうしても、ちゃんと50mmにはならないんですよね～
まとめ
APS-C機が悪いって事は無いですよ、フルサイズに比べてレンズ安いしね（＾ｗ＾）
初心者が最初からフルサイズを手に入れることもあると思いますが、
最初はやはり初心者機（APS-C）から始める人が殆だと思います。
焦点距離には倍率が掛かることを、ちゃんと理解しておくと、
